2011年04月02日

愛車との別れ

稲毛の友人から、震災被災地への支援物資を集めているという話を聞いた。
http://slowcomedy.exblog.jp/15144105/

うちに、ここ5年ばかり使っていない自転車があるので、それを使っていただくことを決心。
これはじつは、大きな「決心」だった。

※ここの部分は思い出話なので、ヒマを持て余している人だけどうぞ:


支援物資の一覧を見つめて思った。
あの自転車は今のように使われずに埃にまみれているより、こういうところで活用してもらうべきなのじゃないか。
もう25年も使っているけどポンコツじゃない。
力を入れてこぐときに少し軋む音がする程度。
最後にこういう役目を与えてあげたい。
そう思った。

4月2日午前11時、愛車にまたがり高田馬場を出発。
飯田橋あたりでぐるぐる迷いながらも、16時半に稲毛到着。
(蔵前橋通りに出るまでが大変だった)

途中で後輪タイヤの空気が抜けはじめたので、あわてて原木中山の自転車屋さんでタイヤ交換してもらった。
自転車屋さん (サイクルショップくさか) のおじさんは熱く語るタイプの人だった。
支援物資として送るのだと話したら、いろんな話をしてくれた。



「ウチの協会でも中古品を徹夜仕事で修理して昨日送ったばかり」なのだそうだ。
そして僕の自転車を見て、「部品がぜんぜん違う」と唸る。
僕がこの自転車を店に持ち込んだ時、「あっ、すごい自転車が来た」と思ったそうだ。
当時は今と比べ物にならないくらいいい部品を使っているという。
スポークなんか今では考えられない、ペダルもクランクのところからすごい、ちょっと見たところどこも悪くなっていない、これも、これも、これもすごい、とやや興奮気味にまくしたてる。
今の中国製部品を集めて作った自転車とは比べ物にならない、とベタ褒めだ。

こんなことも言っていた。
協会で自転車を送る際に、被災地でどんな自転車が必要かヒアリングしたそうだ。
こんな条件だったそうだ:
・タイヤが大きい (長時間乗っても疲れないように)
・ギアチェンジができる
・荷台がカゴではなく、キャリアに紐で括り付けられる (悪路で荷物が跳ね上がってしまう)
まさに条件にぴったりじゃないか!と言う。

この自転車なら、被災地でも今の粗悪品の自転車よりずっと長持ちするはずだと太鼓判を押してくれた。
褒めすぎだよなぁと思いながらも、かなり古い自転車なので、被災地で役に立つか心配だったからほっとした。

油もたっぷり差してくれて、修理代も少しおまけしてくれた。
タオルもくれた。
(タオルは支援物資に加えさせてもらった)



途中2度ほど転倒してしまったのだが (←自分にしては珍しい)、そのことは別途。

支援先への搬送を待つ自転車
この自転車の写真を見てあらためて思う。
僕はヤツの姿に惚れてたんだな。
かっこいいじゃん。
頑張ってこいよ。
posted by K/I at 23:11| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ありがとうございました!

僕も自転車を見た途端、
あ、ブリヂストンのロードマン!とすぐ分かりました。

中学生の頃にツーリング用に欲しくて欲しくて。
憧れの1台でありました。

今頃被災地で活躍していることでしょう。
Posted by rojiten at 2011年04月05日 11:55
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